数学科|基幹理工学部

数理の世界を探究し、新たな知見を見出す力を養成

数学は人類が知的好奇心に導かれて数理の世界を探究する学問であり、文明発祥以来連綿と受け継がれ発展してきました。本学科では、数学をその基礎から学び、数学研究とはどのようなものかを理解することを目標としています。

また、数学はすべての科学の言語として人間の営みを支えてきました。数学を学ぶことにより論理的な思考力が養われ、卒業生は社会のさまざまな研究開発分野で活躍する貴重な人材となっています。

カリキュラム

数学科専門科目

カリキュラム表:詳細はPDFを参照ください

全学科共通科目

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Pick-up 授業

1年次

プログラミング言語1

C言語によるプログラミングの基礎を学びます。数学科専用の計算機室に於いて、プログラミングの初歩から、基本的なアルゴリズムとそのプログラミングを実習形式で学びます。

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2年次

代数学1

本講義では対称性を記述する数学的言語である「群」を学びます。その歴史は古く、古代のギリシャや中国までさかのぼりますが、最先端の現代数学でも不可欠な概念です。

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3年次

幾何学2

空間には基本群またはホモロジー群などの代数系を、連続写像にはそれらの間の準同型写像を対応させ、空間や連続写像の特徴を捉える「代数的位相幾何学」への入門です。

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4年次

卒業研究

松山研究室では、偏微分方程式論に関する書物を輪講します。定義・定理の意味を深く理解し、数学の文化性を感じることを目指します。

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研究室紹介

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統計科学研究室(前園 宜彦 教授)

統計科学研究室の学部ゼミでは統計理論の基礎を学び、実社会で利用されている手法の理解を深め、適切な適用ができるようになることを目指しています。統計解析手法は多くのものがありますが、その有効性を理解するためには数学的な道具と思考力が必要です。本研究室では統計手法に共通する理論を理解することを目指します。また大学院では新たな統計手法の提案と、その有効性を理論的に解明する研究を行っています。

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代数学研究室(山崎 隆雄 教授)

本研究室では代数学、特に整数論を中心に関連分野である代数幾何や表現論などを扱います。整数論は数学の中でも特に長い歴史を持つ分野です。中には二千年以上前の古代ギリシャの時代から考察され、現代まで多くの数学者が総力を挙げて研究し続けているにもかかわらず、いまだに未解決の問題(奇数の完全数の存在など)も残されています。本研究室ではその基礎づけから現代における発展までを多角的に掘り下げてゆきます。

卒業後の進路

(既存の学科を元に作成)
教育・学習支援:31.7%、
専門・技術サービス:24.0%、
金融・保険:9.6%、
通信・情報サービス:7.2%、
サービスその他:6.6%、
卸・小売:6.0%、
メーカー:5.4%、
その他:4.2%、
公務:3.6%、
建設:1.2%、
運輸:0.6%
  • 過去3年間の就職データをもとに作成
  • 大学院修了生を含む(理工学部では4割以上が大学院に進学)

就職実績

(主な就職先の抜粋)
  • 東京都教育委員会(高等学校教員、中学校教員)

  • 埼玉県教育委員会(高等学校教員、中学校教員)

  • 神奈川県教育委員会(高等学校教員、中学校教員)

  • 千葉県教育委員会(高等学校教員、中学校教員)

  • 富士通株式会社

  • 日本電気株式会社

  • 株式会社システナ

  • 三井住友信託銀行株式会社

  • 株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジー

  • 富国生命保険相互会社

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