生命科学科|基幹理工学部

「生命」の不思議を解き明かし、持続可能性に貢献する最先端分野

生命現象の原理・原則を学び、生物を生命システムとして総合的に理解します。多様な生物界や地球環境の現状と将来を、幅広い教養とともに科学的根拠をもって洞察し、人類が直面する地球レベルの諸問題の解決策を提案できる人材を育てます。「生き物が好き」、「生命の本質とは?」、「環境や生物多様性を守りたい」、「病気を分子レベルで理解したい」、「コンピュータで生物をシミュレーションしたい」──こんな思いを抱く皆さんを歓迎します。

カリキュラム

生命科学科専門科目

全学科共通科目

カリキュラム表:詳細はPDFを参照ください

Pick-up 授業

1・3年次

生命科学英語初級・上級

生命科学分野で必要となる専門的な英語表現とコミュニケーション方法を学ぶ科目です。少人数のグループに分かれ、英文の専門書や論文の読解や内容の紹介などを行います。

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1年次

情報処理演習1・2

近年その重要性を増しているバイオインフォマティクスの授業です。ITセンター実習室においてC言語とPythonを学び、生物データの解析に必要なスキルを習得します。

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2年次

代謝生物学実験

酵母の培養、PCR、形質転換、遺伝子組換え、顕微鏡観察などを通して、生命の本質とその機構について、基本的な知識と技術を習得します。

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2年次

自然史野外実習(海コース・山コース)

2泊3日程度で山林や海を訪れる野外実習です。生物多様性や生き物どうしのつながりを実感することを目的とし、生物採集や分類、動物の行動・生態の調査方法を学びます。

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研究室紹介

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組織構築学研究室(福井 彰雅 教授)

動物の体はどうやって形づくられるのでしょうか?この研究室では「かたちづくり」の仕組みを調べています。まず、卵から幼生になる発生の早い段階で、体の形のもととなる細胞の動きを観察し、どのように形が決まるのかを探ります。また、カエルやイモリのゲノムを調べて、進化の中でどのように形が変わってきたかも研究しています。さらに、創傷治癒や臓器再生に関わる細胞にも注目し、再生医療への応用を目指しています。

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光合成生物学研究室(浅井 智広 准教授)

光合成を行う生物は植物だけではありません。地球上には様々な光合成生物が棲んでいますが,その多様な光合成の仕組みや成り立ちを原子レベルの細かさで研究しています。特に,植物が行う「酸素発生型光合成」の成り立ちの解明を目指して,その地球史レベルの進化過程を実験によって検証しています。これまでの生物学の分野にとらわれず,「量子生物学」や「合成生物学」といった,新しい視点や手法で問題にアプローチしています。

卒業後の進路

(既存の学科を元に作成)
通信・情報サービス:25.9%、
メーカー:25.2%、
サービスその他:11.1%、
公務:8.1%、
卸・小売:7.4%、
その他:7.4%、
専門・技術サービス:5.2%、
教育・学習支援:3.7%、
建設:3.0%、
金融・保険:3.0%
  • 過去3年間の就職データをもとに作成
  • 大学院修了生を含む(理工学部では4割以上が大学院に進学)

就職実績

(主な就職先の抜粋)
  • キヤノンメディカルシステムズ株式会社

  • 協和発酵バイオ株式会社

  • 株式会社Mizkan Holdings

  • オルガノ株式会社

  • 株式会社明治

  • 富士フイルムメディカル株式会社

  • 雪印メグミルク株式会社

  • 日本ハム株式会社

  • 大塚製薬株式会社

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