精密機械に関する幅広い授業で基礎知識の養成と、精密さの追求を通じてシステム全体を認識できるグローバルな視野を獲得し、最先端の研究(特に、ロボット・AI、バイオ・医療、スマートマテリアル、サイバーフィジカルシステムなど)に取り組むことで、科学技術や社会課題に関して創造的な課題解決を導く、実践的な力を身に着けます。本学科の卒業生は社会での評価も高く、機械系企業はもとより、情報通信・化学・医療など幅広い企業で活躍しています。
社会の第一線で活躍されている方々を講師に迎え、実際に携わった仕事を通して生の精密機械工学の現状と話題について講義していただき、精密機械工学に対する認識を広げます。
少人数のグループで、課題を解決する装置の企画、設計、製作を行い、最後のコンテストで完成した装置の性能を競います。知識の応用、議論や協同作業、発表技術などの力を身につけます。
精密機械工学の要素技術に関する複数の課題について実験を行います。課題の半分は、高機能CADソフトを用いて、設計(CAD)、解析(CAE)、製造支援(CAM)を体験します。
3年次後期に配属が決定する研究室で、個別の研究テーマ・計画を指導教員とともに設定します。精密機械工学に関する理論的・実験的研究行い、その成果を卒業論文としてまとめ発表します。
当研究では、「人工筋肉を用いたソフトアクチュエーション」や「生物・生体機能を模倣したロボット」等の研究領域を基盤として、宇宙探査、医療装置、バーチャルリアリティ・アシストロボットといった幅広い分野で応用研究を積極的に推進しています。現在、これらの研究成果をもとに、国内外の研究機関や企業と連携しながら、さまざまな社会課題の解決に挑んでいます。
生活に身近な「音」を研究テーマとして、自動車、家電、医療機器など機械製品から生じる動作音の快音化、快適かつ機能的なスマートサウンドデザインの提案、新たな空間価値を創生するスマートサウンドスペースの構築などを行っています。最先端の実験機器や数値シミュレーションを用いた計測、実験、数値解析の他、生体情報に基づく音質の評価などを技術力の高い企業、および公的な研究機関との共同研究にて推進しています。
当研究室では、精密工学を駆使し、バイオテクノロジーに関連したデバイスや技術の開発を行っています。最近では、細胞ひとつひとつの性質を見極めて、医学やバイオものづくりに応用する、シングルセル技術が注目されています。微細加工でつくったマイクロ流体チップによる、細胞の操作や極微量の流体(試薬など)の制御がこの技術に生かされています。また、特徴のある研究テーマとして、細胞のモデルをつくる試みも行っています。
パナソニックホールディングス株式会社
本田技研工業株式会社
日産自動車株式会社
三菱電機株式会社
株式会社日立製作所
株式会社リコー
川崎重工業株式会社
東海旅客鉄道株式会社
日本精工株式会社
キヤノン株式会社